無用の接尾語 [言葉]
Kindle日替わりセールで買った「賢い思考術」みたいな本。アメリカ人の書いた本なので、当然翻訳本です。まあまあ興味深い内容だなぁと思いながら読んでたら、途中の章で、やたらと「関係性」という言葉が出てくる。
そこには、
「ことわざは物事の本質について考えるためにとても役立つ」という様なことが書いてあって、
「車輪の音で荷車の積み荷の量は測れない」ということわざを聞いたときに、別のことわざが思い浮かぶか、と問われると、たいていの人は「車輪」という言葉が出てくることわざを思い浮かべるものだが、
ことわざの本当の意味は「車輪」と「積み荷」の関係性に込められている、だからその関係性について考えれば「光るもの必ずしも金ならず」などが頭に浮かぶだろう、うんぬんかん・・
おい。それは「関係性」じゃなくて「関係」だろ、と心の中で突っ込み、「関係」に脳内変換しながら読み進みましたが、あまりに連発されるので嫌になって読むこと自体を放棄。
前々から気になってたんだけど、だいたい「関係性」ってなんなのさ。その日本語、辞書引いてみてから使ってるのか? 少なくとも私の持っている数冊の国語辞典には、載っていません。こじつけで解釈するなら「関係があるという性質」? 「関係の性質」? でも、ここで考えの対象になってるのは「車輪と積み荷の関係」であって、「車輪と積み荷には関係がある」ということではないですよねぇ。「車輪と積み荷の関係の性質」なんてことになったら意味が分からないし。ちょっと賢そうというか格好いい響きになるから「関係」のことを「関係性」なんて言ってるだけ、な場合が多い気がします。付けなくても通用する言葉にわざわざ必要の無い接尾語を付けるという悪しき習わし。
この本は翻訳書だから、著者はおそらく"relationship"という語で「関係」と言う意味のことを言ってるだけなのに、翻訳者が勝手に「関係性」なんて言葉をあててるんだろうけど、プロの翻訳者が報酬を受け取って書いているんだろ? うーむー。
そこには、
「ことわざは物事の本質について考えるためにとても役立つ」という様なことが書いてあって、
「車輪の音で荷車の積み荷の量は測れない」ということわざを聞いたときに、別のことわざが思い浮かぶか、と問われると、たいていの人は「車輪」という言葉が出てくることわざを思い浮かべるものだが、
ことわざの本当の意味は「車輪」と「積み荷」の関係性に込められている、だからその関係性について考えれば「光るもの必ずしも金ならず」などが頭に浮かぶだろう、うんぬんかん・・
おい。それは「関係性」じゃなくて「関係」だろ、と心の中で突っ込み、「関係」に脳内変換しながら読み進みましたが、あまりに連発されるので嫌になって読むこと自体を放棄。
前々から気になってたんだけど、だいたい「関係性」ってなんなのさ。その日本語、辞書引いてみてから使ってるのか? 少なくとも私の持っている数冊の国語辞典には、載っていません。こじつけで解釈するなら「関係があるという性質」? 「関係の性質」? でも、ここで考えの対象になってるのは「車輪と積み荷の関係」であって、「車輪と積み荷には関係がある」ということではないですよねぇ。「車輪と積み荷の関係の性質」なんてことになったら意味が分からないし。ちょっと賢そうというか格好いい響きになるから「関係」のことを「関係性」なんて言ってるだけ、な場合が多い気がします。付けなくても通用する言葉にわざわざ必要の無い接尾語を付けるという悪しき習わし。
この本は翻訳書だから、著者はおそらく"relationship"という語で「関係」と言う意味のことを言ってるだけなのに、翻訳者が勝手に「関係性」なんて言葉をあててるんだろうけど、プロの翻訳者が報酬を受け取って書いているんだろ? うーむー。
あけおめ~^^ことよろ~^^
言葉ってチョイスが難しいねww
私なら何も考えずに読んじゃうところですが^^;
byonbyonさんのこの意見は勉強になりますね~
久しぶりに辞書見たくなりましたよ^^
by ちこ (2014-01-15 15:59)
ちこさん、お久しぶり!
今年はいっぱい遊んでね~
by byonbyon (2014-01-15 23:44)