『猫』 [猫]
50年以上も前に出された、有名作家たちの猫に関わる短編集を
クラフト・エヴィング商會が再編集して新装復刻した本の文庫版です。
吉田篤弘(本の制作と装丁を手がけるクラフト・エヴィング商會という2人の1人)
の書くものがわりと好きなので
本屋で見かけてつい買ってしまいました。何それ? と思ったあなたは本屋さんに行ってね。
ちょっとずつ読んでますが、これ読んでると、うめちゃんがもうすぐ死んでしまうのを
受け入れられるようになるかも知れない気がする。
ずっと昔に猫好きの友達が「読め」と言った、
長田弘の『猫に未来はない』という本も、本棚から探そうかと思ってます。
猫には未来という概念はないよ、という意味のタイトルなんです。
だから、今日、いまこの時の猫を全力で愛そう、というような気持ちの本だったな。
先週土曜日の昼間、留守にしていたら
うめちゃんが私の布団の上に粗相していました。
昨晩は布団に入ってきたうめちゃんは
鼻が詰まっていて ずっとピーピー鼻を鳴らしていました。
おとなしくしていた猫風邪ウィルスが暴れ出したのかも知れません。
そして、今日の午前中、いつもの場所に敷いた毛布の上に粗相。
とうとう昼寝場所にペットシーツを敷きました。
もう、水も飲まないし、ご飯は見せただけで嫌がります。
まだ2階まで上ってくる体力はあるのだけど。
何もできない私たちは、ただ状況の中にいるだけです。
嫌な思いはさせたくない、という気持ちだけです。