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ひろ 胆嚢嚢腫 [犬猫:覚書]

6月15日(金)
昼過ぎに、ひろが床を舐めてるなと思ってたら、朝ごはんを吐き戻す。
半日経ってるので粒つぶなどなく消化された状態。
年に何回かは、オエッとなって未消化の食餌を吐き戻し、また食べるなんてことは
あるので、あまり気にしていませんでしたが、

その後数回吐き戻し、出すものがなくなっても粘っこい泡状のを絞り出して、
涙まで出して気持ち悪そうにしてるので動物病院に電話。
3時からの診察ですが、、少し早めに診てもらえることになりました。

触診と聴診では特に異常なし。 平熱。 体重は変わらず。
異物を食べたかどうかは外からはわからないけど、子犬や若犬じゃないし、
いままで誤飲を繰り返したわけでもないので可能性は低い。

持病もあるし、シニアなので、なんか調子悪いということもあるでしょう、
あまり続くようなら検査ということになりますが、少し様子をみましょうか、
ということに。 普段床を舐めたりはしないから、やっぱり気持ち悪かったんかな。

今日は飲食禁止。 吐いたりしたし、皮下に点滴して元気づけ。ビタミン剤もいっしょに。
吐き気を止める薬を注射して終わり。

診察・処置料4200円。

帰り道に、我慢してたのか道路におしっこ、ペットボトルに水もっててよかった。
さらに途中でウンチ。 下痢じゃなくて普通の。

その後昼寝して夕方、トイレに出そうと起こしたら、ぼーっとしている。
外に出したらおしっこは普通にした。

その後も元気がなく、すぐに丸くなって寝てばかり。

食餌と水は抜いて様子をみる。
だるいのか、痛いのか、気持ち悪いのかはわからないけど
元気がない。


6月15日(土)
朝も元気がない。立っているときも背中を丸めている。絶対ただの胃腸炎じゃない。
こんなに長く続くはずがない。
朝食をたべさせないで病院へ。
血液検査とレントゲン検査。 肝臓の数値がかなり悪い。レントゲンでは胃のあたりが
もやっと白くなっている。さらに詳しい検査が必要ということで預ける。
エコーをとり、預かっている間に点滴もしておきますとのこと。

午後の診察時間にもう一度行ってみることになりました。 原因がわかるだろうか?
何か毒性のあるものを舐めたのか、膵臓が悪化したのか?
急性肝炎か、急性膵炎か?
原因がわからなければ対症療法しかない。入院治療になるかもしれない。

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午後、検査結果を聞きに行きました。
エコー検査の結果、状態が非常に重篤であることが判明しました。
胆嚢嚢腫が疑われ、破裂した可能性がある。
おそらく長い期間かかって少しずつ悪くなってきていたと思われる。

手術で胆嚢をとることになりましたが、成功率は非常に低い。
もう会えないかもしれません。

おとといまで元気に走り回っていたのに、信じられません。
頭の中が真っ白です。


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午後7時半ごろ、手術が終了したと連絡があり、会いに行ってきました。
しばらくは入院になります。元気が出たら、飼い主に会うと帰りたくなってしまうから、
ぼーっとしている今日のうちしか会えないそうなので。
もう会えないんじゃないかと思ってずっとめそめそしていましたが、目を覚まして
横になっている姿を見て一安心です。

予想どおりに、
胆嚢の中で胆汁が寒天状に固まっていて、胆嚢がパンパンになったために
破裂していたそうです。
胆嚢を取り去って肝臓から十二指腸まで直に胆汁を流すようしたそうです。

取り出した胆汁を見せてもらいましたが、本当にコーヒーゼリーみたいでした。
胆汁が固まる原因はまだよくわかっていないとのことですが、
近年増加している病気で、症状が出ないうちに進行していることも多く
定期的な血液検査ぐらいしか発見する方法はないそうです。
パンパンになった胆嚢が、何らかのきっかけで破裂し、
胆汁が腹腔内に漏れ出して腹膜炎をおこし、嘔吐などの症状を
引き起こすのだそうです。
黄疸が出ていたものの、破裂してからの時間が短かったので
なんとかなったとのこと。
眼で見たところ、膿のようなものはなかったので
感染症はなさそうだけれど、様子をみないとわからない。

もともと膵臓に持病(膵外分泌不全)があるので、
膵臓は委縮してほとんどないような状態だったそうです。
予想はしていましたが・・

あと、肝臓にも変化した部分が何カ所かあり、病理検査にまわしてみると
言われました。

角膜、膵臓、膀胱と、 弱いところだらけですが
ひろは超元気で暴れん坊、楽しく生きてきました。

今後どうなるかわかりませんが、とりあえず手術は終わったので
一安心しました。
保冷剤でまぶたを冷やして寝ることにします。















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