腐った・・

今日の新聞に　「世界最大の花」が小石川植物園で開花、という記事がありまして。
動植物ネタの好きな私には大変興味深い。

サトイモ科の植物「ショクダイオオコンニャク」の花が、
種をまいてから16年かかって開花したとかで、超希少種らしいのです。
直径80cmの花とは、すごいなぁ。。

でも、今回ワタシのツボにはまったのはそこではなく、
昆虫を引き寄せるためにその花が漂わせるニオイについての表現なのです。

「腐ったタクアンのようなにおいが周囲に漂った」って書いてあるんですが、全然想像がつかないんですよ。
「腐ったタクアンのにおい」と聞いて　「は～ん」と思う人って100人のうち何人いるんだろう。
小説やエッセイならアリかもしれないけど、新聞記事では説得力ないというか。

ひょっとして、これを書いた記者の中では万人に通じる表現なのか？
日常的に腐ったタクアンが身近にあったとか？

なんか面白かったので。


*8/6追記：３日ぐらい前に、鹿児島でも咲いたという記事が載っていましたが、
今度は「腐った生ゴミのような臭い」と表現されていました。
それならみんな嗅いだことがありそうですね。
それでも、見学者の小学生談として「漬け物の臭いがした」と書き添えられているあたりは、
どうしても「漬け物的発酵臭である」ことだけは伝えておきたい、という熱意が感じられましたよん。