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トレーニングのツボ [アジリティ]

最近ますますスタートラインで待てなくなってるひろ。
以前は、待たせて、1本目と2本目のバーの間ぐらいまでは自分が離れられたのに、近頃はリードを外して1歩動いたら同時にロケットスタート。これじゃー、まともにハンドリングなんてできません。最近の、よくできたよそ様の犬たちとちがって、どーもうちの子達は。ひろよりはクンはマシだけど、フライングぎみのときもあるしなぁ。
まーでも、11歳に12歳だしいいかぁ、楽しくやってくれりゃぁ。と思ってたんですが。 先週末、いいことあったんですよ!

これまでずーーーーと、「フライングしたら黙ってスタートラインに戻す」「待ってたら犬の所に戻ってほめる」「手を挙げて合図してから走り出したらコースを走らせる」て練習をやってましたが、
突然、あれ? と疑問が。
「合図するまで待てたらイイコ」なんじゃなくて、「合図したら走り出したらイイコ」なんじゃん?
いままで自分が犬にさせようとしていたことが違う、ということに気付いたんです。

犬にしてほしいのは、「何もしないでいること」ではなくて「手を挙げて合図したことに応じて走り出す」ことだ。

たしかに服従訓練や躾で「待て」を教えるときは、犬に要求しているのは「待つ」こと、つまり「何もしないでじっとしていること」だけど、アジリティでは、競技の時にハンドラーが犬の所に戻って褒める、なんてことはあり得ないんだから、この場合 「待ってたら褒める」は無意味なんじゃん?

待てよ待てよ待てよ~・・ でもなく
合図したら動いていいよ(スワレorフセorマテの解除)  でもなく
合図したら目の前のバーを跳んでね!   てことなんだ!!!


おまえ今頃何いってんだ、という声が聞こえてきそうですが。惰性で10年も練習してるから思いつかなかったんだねぇ。

何を褒められているか、を明確に犬に伝える、というのはトレーニングではとても大切。
指示に応答して何かアクションを起こす、というのは犬にとってわかりやすいので、何かを「する」ことを教えるのは比較的簡単。だけど、何かを「しない」ことは、何を要求されているのか、何を褒められているのかがわかりにくいから、教えるのが難しい。だから、「待つ」系のことって、犬にとっては「特に何もしてない」わけなので、訓練が難しい。だったら、わかりやすいことに変換すればいいんだね。

具体的には、
いままで「まて」と念じてたのを、そんなことは気にせずスタスタ歩いて離れる。
フライングしても無視して黙って戻すのは同じ。
手を挙げたことに応じて動き出したことを褒められてる」ってことが、犬にはっきり伝わるように、5回のうち4回ぐらいまでは走り出して1本目か2本目のバーの所で呼んで褒める。
これまで、「待てたら」そのままコースをやらせていたんだけど、それじゃ走ってるうちに手を挙げたことに応じて動き出したことなんか忘れるからね。

効果ありましたよ。犬って何歳になってもデキるんだなぁ。
ツボにはまれば、短時間でころっと変わったりするから、トレーニング楽しいな。かーさんうれしかったよ、ひろ~
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