三浦でアジリティ

日曜日(4/24)、
神奈川方面の訓練関係者の方々によるチャリティの催しがありました。

場所は、２月に神奈川訓練士会の競技会があった、三浦半島「ソレイユの丘」駐車場脇の草地。
あの極寒の吹雪の日から２か月ちょい。
爽やかな青空が広がる、絶好のアジ日和でした（午前中は）。

ハンドリング講習会や、災害救助犬ブース、売店などありましたが、
メインはアジリティ。　出走料が義援金になります。
半分ぐらいの種目はリトライ可。リトライ料金は募金。

公式大会じゃないし、この催しがあること自体知らない人も多かったようで、
130頭ぐらい？　のんびりした競技会になりました。
２度はスモール９頭、ミディアム９頭しかいません。３度ミディアムだけ２０頭ぐらいいましたが。
昔ヨーヨーがアジリティを始めたころのような、ほんわかした雰囲気で良かったわ。
（あの頃なんて、１度は２回走らせてくれて、いいほうの成績をとってくれたり・・）


関係者の出身高校の野球部の子たちがお手伝いに来てくれていました。
地元産のキャベツやチャリティバッジ、Tシャツなんかを売り歩いていたり、いろいろ。


三浦大根の少年。


さて、ひろAG2。
AG2はリトライなしだけど、失格しても最後まで走っていいってことです。
それだけでもう、ハンドラーりらっくす。　ひろも、比較的落ち着いてます。


<こんな感じ。　水色ラインは人間の走行ラインです>


<1番ハードル付近>


<3番ハードル越しに見たところ>

犬を左において１，２を跳ばせるとドッグウォークにひっぱられそうな配置でした。
２，３の間でフロントクロスする人もけっこういました。
私は２を跳ばせたら強めに呼んでひきつけてから３を跳ばせることにしました。
３の後は、ひろは着地後左に曲がる癖があるので、もし左に曲がったら外側を回し、
呼んで右に向けられたら内側を回すという２通りのパターンを心づもり。

実際には、２の後の呼びが強すぎたのか、一瞬ひろが迷った感じになって速度が落ち、
３番はぽよん、と跳んだ感じになりました。内側を回してDWへ送り、後を追います。



<ドッグウォーク下りタッチゾーンあたり>

DW下りから５番ハードルは厳しい角度。タッチゾーンで止まらないと逆跳びされる可能性が高い。
実際、ここで逆跳びしたりトンネルに行ってしまう子がわりとたくさんいました。

ひろは、３番ハードルあたりでスピードが落ちていたせいか、
珍しく下りタッチをちゃんと踏み、　左方向に引っ張って５番からトンネルへ送るのに成功。
ここ、できる気がしてなかったから、うれしい！！

トンネル出口付近はボックスぽくなっています。
トンネルから加速して出ると８番を跳ばれてしまう可能性が高い。
大声で呼んでロングジャンプに送り、
リアクロスして左手で回して８番を跳ばせ、タイヤ、Aフレーム。　ここもクリア。

ターッチぃ～！　と怒鳴ったら、おおっ。　下りタッチゾーン踏んだよ！！

１１を跳ばせ、リアクロスしながら１２を跳ばせ、
ここでフロントクロス、小さく回ってくれと念じつつ、呼びながら地面のラインを指さしてなぞり、
体の前を通して１３番ハードルへ。　
おお～　できた！
ここも、できる気がしてなかったから、ちょっと頭の中が白くなりかけたけど、
そんな暇はない。　シーソーに乗せてリアクロスしつつ、ターーーッチィ！！と怒鳴る。

おお～　踏んだよ踏んだ！
シーソー、リアクロスすると途中で振り返ってずり落ちることが多いのに。
先に障害物がなにも見えてなかったのが良かった？

３つともタッチ踏むなんて、何年振り？
こんな大会で（といっちゃなんですが）。

次はスラローム、入り口はOK!
慎重に並走しているつもりだったんですが・・　最後で抜けた。
左斜め前方にダブルハードルが接近しているし、スラロームのあとは鋭角に戻って１６番なので
焦ってしまったかも・・　
戻ってやりなおし。　　でもまた最後で抜けた・・
もう一回戻ってやり直し。
こんどは歩調を変えないようにゆっくりめで、声も、ウィーウィーウィーと途切れないように注意して。
やっとクリア。

１６番を跳ばせ、トンネルに送ったらすぐに１８番横に走り、１９番ダブルバーに送ってリアクロス、
いつもの癖で、最後のバーをそれそうになってしまうひろ。
「それそれそれ」とよくわからない指示語を言いながら追いかけて、なんとかクリア。


<ゴール付近>


スラロームまでは良かったんだけどなぁ・・　でも失格じゃなかったからいい！
まだまだいけるよ、ひろちゃん１０歳。


[続く？]